クムホタイヤ 米・ジョージア工場竣工

  • 2016年05月06日

クムホタイヤ(代表:イ・ハンソプ)は、米・ジョージア州のメイコン市に新工場を竣工しました。
ジョージア工場は世界最大のタイヤ市場である北米で初めての生産拠点となり、中国、ベトナムに続き3ヵ国目の海外生産拠点となります。主に17インチ以上の乗用車用タイヤを生産し、北米地域における新車装着用タイヤ(OE)として多く生産・供給される予定です。

5月2日(現地時間)に行われた竣工式には、ジョージア州知事であるNathan Deal氏、メイコン市のRobert Reichert市長、キム・ソンジン駐アトランタ総領事、クムホ・アシアナグループのパク・サムグ会長、クムホタイヤのイ・ハンソプ社長をはじめ約300名の関係者が参加しました。

ジョージア工場は2008年5月に着工後、世界的な金融危機の影響を受け建設が一時中断となっていましたが、2014年に建設を再開させ今年竣工となりました。総額4億5千万ドルを投じて建設されたジョージア工場は年間400万本の生産能力を持っています。今後、段階的に生産能力を上げていく予定で最終的には年間1,000万本にする予定です。

ジョージア工場には独自開発した自動生産システム「APU(Automated Production Unit) 」の導入やRFID(Radio Frequency Identification)を活用した生産トラッキングシステムを構築するなど品質および生産効率を高めています。

クムホ・アシアナグループのパク・サムグ会長は「北米市場は自動車とタイヤ産業が高度に発達した地域であり、クムホタイヤがグローバルトップタイヤメーカーとして成長するためにはこの地に生産拠点を建設し積極的に市場を拡大していくことが不可欠だ」とし、「最先端の設備と優れた管理システムで最高のタイヤ工場を作って行く」としました。

1975年に北米市場に進出したクムホタイヤは、1990年に米国研究所を設立、2014年からグローバルタイヤメーカーとしては初めてとなるNBAとのスポンサー契約を結び公式スポンサーとしてサポートしておりブランド認知度の向上に努めています。

 

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