クムホタイヤ、横浜ゴムとの技術及び資本提携のMOUを締結

  • 2013年12月02日

クムホタイヤ(代表:キム・チャンギュ)は、11月29日に横浜ゴム株式会社との技術および資本提携に向けてのMOU(了解覚書)を締結しました。

両社が合意した内容は、主に将来に向けたタイヤ関連技術の研究開発を共同で実施すること、また、保有研究資源の共同活用により両社の競争力を強化することを目的としています。これらを強力に推進するため技術交換契約を締結する予定であり、加えて両社が相互に株式の一部を保有する形で資本提携を実施する予定です。技術交換の具体的な対象分野ならびに資本提携の具体的な内容(株式取得の方法や規模、時期など)については今後両社が協議を進め、出来るだけ早い時期に法的拘束力のある正式契約締結を目指します。

クムホタイヤは今年9月、韓国ヨンイン市に中央研究所を開設しR&Dネットワークを持続的に強化しています。
クムホタイヤのキム・チャンギュ社長は、「今回の戦略的提携に向けたMOU締結を通じ、両社間の技術力向上に向けたパートナーシップの礎を作り、グローバルタイヤ市場での競争力をより一層引き上げられることを期待している。」としました。

横浜ゴム株式会社は、1917年創業でタイヤ製造を主要事業としている。2012年度の連結売上高は5,597億円で、タイヤの売上高は4,446億円を占めている。世界7ヵ国に12のタイヤ工場(建設中を除く)を持ち従業員数は約20,000人。

クムホタイヤ株式会社は、1960年創業で韓国に本社を置くクムホ・アシアナグループの中核企業。
2012年度の連結売上高は4兆706億ウォンで、韓国・中国・ベトナムの3ヵ国に8つの工場を持ち従業員数は約11,000人。