約8割が知っている
オールシーズンタイヤ
でも、正しく理解
している人は...
マーケティングリサーチ会社 GfK
Japanが実施した調査※によると、「ドライバーのオールシーズンタイヤに対する認知率は79%。ただし、その半数以上は製品特性を把握していない」という調査結果が出ています。
調査結果を見るとオールシーズンタイヤに対する関心の高さがうかがえますが、実際の製品特性を理解されているユーザーはそう多くないようです。
このページでは、クムホのオールシーズンタイヤ SOLUS 4S HA32を正しく理解するため、ユーザー視点の素朴な疑問や、購入を検討する際の注意点などをご紹介。
※出典:「オールシーズンタイヤに関する調査」GfK Japan調べ、 調査期間:2018年4月19日~5月6日、調査対象:自動車保有者 約14,500名(ノンウェイト集計)、調査方法:インターネット調査
オールシーズンタイヤという
言葉は知ってるけど
製品特性までは
理解していない
製品特性は理解しているけど
今ひとつ
自分の使用環境に
適しているか
判断できない
そんなタイヤがあるなんて
知らなかった
という方は是非このページをご覧になって
タイヤ選びにお役立てください。
オールシーズンタイヤはその名の通り、通年使用できる性能を備えた
全天候対応型のタイヤを意味します。
四季がはっきり分かれている日本では、春から秋口をノーマルタイヤ、秋から冬の時期をスタッドレスタイヤという風に、季節によってタイヤを履き替える習慣が根付いていますが、北米などの広大な大陸では地域によって気候の差が激しい為、一般的にオールシーズンタイヤをノーマルタイヤとして使用する形が主流となっています。
また、日本よりひと足早くオールシーズンタイヤのマーケットが形成されている欧州では、夏と冬の時期をタイヤ交換せずに走れるという、その利便性と経済性に優れた商品特性により、一定のポジションを確立しています。
オールシーズンタイヤと一口に言っても、主に北米などの地域で使用されている
“M+Sタイヤ”と、冬性能をより高めた“スノーフレークマーク入り”の
オールシーズンタイヤと、大きく2種類に分けることができます。
本ページでご紹介するSOLUS 4S HA32は、冬性能をより高めたスノーフレークマーク入りのオールシーズンタイヤになります。
一般的な夏タイヤに比べ泥や雪上での走行性を向上させた
タイヤに与えられるマークです。
スリーピークマウンテン・スノーフレーク(3PMSF)は
欧州で冬用タイヤとして認められたマークです。雪上路において高い走行性能を発揮します。
クムホタイヤでは、この違いをよりわかり易くするため、スノーフレークマークに加えて「SNOW」の文字をタイヤサイド部に刻印しています。予備知識のない方が見てもSOLUS 4S HA32が冬性能を有したタイヤと認識できるよう配慮しています。
オールシーズンタイヤというカテゴリーでは同じですが、
SOLUS 4S HA32は
冬性能(雪上性能)をより高めたタイヤになります。
スノーフレークやSNOWマークが与えられていない一般的なM+Sタイヤは、主に北米地域においてノーマルタイヤとして使用されていることからもわかるとおり、あくまでもサマータイヤから派生したモデルとして認識する必要があります。
サマータイヤの場合
ECSTA PS71
M+Sタイヤの場合
CRUGEN HP71
SOLUS 4S HA32の場合
スタッドレスタイヤの場合
WINTERCRAFT ice Wi61
※当社タイヤの性能をイメージしたものです。
M+Sは、MUD(泥)&SNOW(雪)の頭文字から取られた名称で、その名の通り、泥濘や雪上での走行を可能にするタイヤに与えられるマークです。その対象範囲は広く、スタッドレスタイヤからマッドテレーンタイヤなど、あらゆるカテゴリーのタイヤに適用されています。言い換えればM+Sだけの表記では、そのタイヤがもつ性能特性を見分けることが困難だとも言えますので、見分け方のポイントとしては“スノーフレークマーク”や“SNOWマーク”の有無になると言えます。
スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤは、50%以上摩耗すると冬用タイヤとして使用できなくなります。
SOLUS 4S
HA32は砂時計を模した新しいスノーインジケーターによって、より容易に摩耗状態を確認できるようになりました。
砂時計内の点がすべてなくなると50%以上摩耗したことになり冬用タイヤとしては使用できなくなります。
使用環境やタイヤに求める性能レベルによって異なります。
例えば、、、
車が本来もっている性能を最大限引き出したい、ワインディングをキビキビ走りたいなど、ドライビングプレジャーを求めるユーザーには、サマータイヤをオススメします。
冬になると路面が凍結する、降雪地域に住んでいる、ウィンタースポーツによく出かけるという方は、スタッドレスタイヤを装着してください。SOLUS 4S HA32は、雪上路面の走行には対応していますが、アイスバーンなど凍結路での走行には適していないため、冬の過酷な環境下ではスタッドレスタイヤが必要となります。
ということは、、、
SOLUS 4S HA32は通年使用できる便利なタイヤです。
その便利さを追求する一方で、夏と冬どちらの性能にも配慮した作りになっているため、例えばサマータイヤの絶対的なグリップ性能や、
スタッドレスタイヤの冬性能には及ばないのが現状です。
しかし、技術の進化によりその性能レベルは確実に上がっており、ドライ・ウェット路面においてはサマータイヤと遜色のない走りを実現しています。
上で述べた夏・冬それぞれの走行シーンに当てはまらないユーザーは、
SOLUS 4S
HA32が実用性重視の合理的な選択になると言えるのではないでしょうか。
!注意
SOLUS 4S HA32は、凍結路での走行には適していません。降雪地域にお住まいの方や凍結路を走行する際は必ずスタッドレスタイヤを装着してください。
※当ページに記載の内容は当社商品を基準に作成されています。タイヤ業界全体の基準ではありません。