総合評価
トータル性能の高さに驚いています
一番驚いたのが、ドライ・ウェット路面での性能の高さです。
純正装着の夏用タイヤよりも腰砕け感がなく、しっかりとした印象です。田舎道なので急なカーブが左右に続く道路や山間部のワインディングロードなど多彩な道路を走りましたが安心して走行できました。純正装着サイズのため乗り心地もよくカーブでのしっかり感には思わずスタッドレスであることを忘れるくらいです。
そしてロードノイズが少ないこと。日産ノート自体がロードノイズが結構気になります。そのための対策として防音タイプのスプレーを使うなど対策はしていますが効果はいま一つです。今回の"WINTERCRAFT ice Wi61"は、前シーズン使用の国産や夏用タイヤよりもロードノイズをよく抑えているなという印象で、高速走行時の車内でもラジオの音量は変えることなく聞けとても驚いています。
雪上性能ですが、前シーズンまで使用していた国産と比較しても同じように走り曲がり止まれる印象です。ただ、今シーズンは降雪量が少ない代わりにアイスバーン状態の路面状況が多いためか、圧雪された雪の下がアイスバーンであることが多く、しっかりブレーキを踏む某国産よりも早めにABSが作動します。こちらは、急ブレーキを回避するように気を付けながら運転すればいいだけのことなのですが。
氷上性能は、少しがっかりという印象です。発進時は普通クリープ現象を有効に使い気を付けて発進すれば滑ることはありませんが、少しラフに発進するとグリップを失います。これは、以前の国産でも同じような印象でした。がっかりしたのはブレーキング時です。どのメーカーのタイヤでもアイスバーンでは滑るとは思うのですが、滑り出しが早いというか、ブレーキを踏むとすぐに滑りABSが作動するという状況で某国産と比べてより気を使って運転しています。
デザイン面は、"WINTERCRAFT ice Wi61"というロゴも含めて結構気に入っています。
氷上性能では辛口のコメントを書きましたが、トータル性能は高いタイヤであることがわかりました。特に、夏用タイヤはノート標準タイヤの腰砕け感が嫌でノートNISMO標準サイズのタイヤ(195/55R16)に交換していますが、この"WINTERCRAFT ice Wi61"のドライ走行時のしっかり感と乗り心地の良さから、もし許されるなら、オールシーズンこのタイヤでもいいかなと思える性能を持つタイヤだと感じました。
〈2回目の評価〉
性能の高さを再確認
2月初旬の寒波により、圧雪路面・アイスバーンの性能を再確認しました。
感想は装着当初より約2000キロ走行後のほうがグリップすると感じたこと。
アイスバーン路面でのグリップしていないふわふわ感はありましたが、スピードを落として走ればスリップしたりすることもありませんでした。圧雪路面では、法定速度内であれば安心して走ることができました。雪道への慣れもあるとは思いますが、装着当初のイメージは覆された感じを持っています。
3月中旬以降はウェット・ドライ路面が多くなったため、空気圧を若干高めにしてみました。これが功を奏してか、タイヤのしっかり感が増しました。田舎道の急カーブでも普通の速度(法定速度内)であれば安心して走行できます。スタッドレスタイヤであることを忘れてしまうくらいです。
個人的感想ですが、青森県でも十分に使えるタイヤであると実感できました。
最後になりますが、国産タイヤのほうが優位であろうと考えていた私にこのような機会をいただきありがとうございました。
総合評価
良いタイヤです
例年は12月、1月ともに雪が30センチ以上積もるのですが、今回はほとんど積雪がありませんでした。うっすらと雪が積もった際に1度走行しましたが、車がとても安定していました。強めのブレーキを踏んでも挙動が乱れることなく非常に安定して走行できました。乾燥路面では、去年装着していた国産のスタッドレスタイヤよりも音も静かで、高速道路を走行してもふらつくこともなく運転しやすいと感じました。ウェット路面では、スタッドレスタイヤはグリップ力が弱く滑りやすいと感じることもありましたが、クムホのスタッドレスタイヤは、グリップ力がありサマータイヤのような感覚で走行できました。スタッドレスタイヤの性能で重要な凍結路面や圧雪路面はまだ走行していないのですが、2月になり積雪があれば次のレポートで書きたいと思います。
〈2回目の評価〉
安心できるタイヤ
毎年積雪があると嫌なのですが、今年(2019年)はスタッドレスタイヤの性能を試したくて雪が積もるのを心待ちにしていたのですが、車のガラスにうっすらと白く積もるくらいで道路の積雪はありませんでした。しかし、気温がマイナスになる日や暴風、大雨の日に走行することはありました。特にドライ路面やウェット路面では今まで装着していたスタッドレスタイヤに比べて安定感があり、通常のタイヤと遜色がなく走行することができました。マイナスの気温で路面等が一部凍っているような状態でも特に滑りやすいということもなく今までのスタッドレスタイヤと同等に走行できました。今回Wi61を装着してみて一番感じたのは、積雪の少ない地域では国産のスタッドレスタイヤに比べてとても安定しており、走行するストレスが少ないと感じました。今年は異常なほど積雪がなかったので、雪道の評価は予想でしか評価できませんでしたが、来年は積雪があると思いますので、来年の積雪が待ち遠しいです。
総合評価
小雪の影響
履き替えてから2か月、約1,300km、高速3:一般道7で走った際の感想ですが、夏用タイヤとの大きな違いは感じられませんでした。燃費もほとんどかわらず、ドライでの高速道路走行でオーディオの音量を1から2目盛り上げる程度にロードノイズが大きくなったかな?と思われるくらいで、他にウェットでの走行や乗り心地にも違和感もありません。これまでのところ当地、新潟県下越地方でもほとんど降雪が無く、積雪0の状態です。摩耗が早まるのではないかと心配なくらいです。
〈2回目の評価〉
異常な冬
今年(2019年)はこれまでに経験したことの無い新潟の冬でした。例年は二度ほどスキー場にも行くのですが、雪不足でスキー場もほとんどオープンせず、今年の冬は終わりました。ドライでは前回同様静粛性も問題なし、燃費は夏タイヤより数パーセント落ちるのみで良好です。ネガティブな印象は高速でカーブを曲がった時の外側の剛性に弱点があるのか、ぐにゃりとなりちょっと不安になったことがあったことくらいです。ウェットでの乗り心地もおおむね要綱。おすすめ度はコストパフォーマンスが高いので買い!です。
総合評価
今までのイメージが覆りました
タイヤを見た最初の感想は、トレッドのゴムが触ってみると思っていたよりやわらかく国産と変わらない感触でサイドのデザインも素敵だなという印象でした。
早速近所のガソリンスタンドにてホイールに組み替えてもらいその日のうちに装着しました。その日はまだ雪がなく乾燥路面での走行になりました。乾燥路面での印象は乗り心地は全く不満がなく強いて言うなら、以前装着していた国産スタッドレスタイヤより少し高い音が気になる程度で、それも距離を重ねるごとに慣れたからか最初よりはるかに音もやわらいで全く気にならなくなりました。
日帰りで往復450kmの長距離・雪道の峠などを走行しました。初めは不安感もありましたが、いざ走行してみると全く不安なく雪道走行をこなし、圧雪・アイスバーンも多少滑るのは当然ですが今までとなんら変わらない挙動で制動時も全く不安がありませんでした。過去に1度だけ海外スタッドレスタイヤを装着していたことがありましたが、今回クムホさんのスタッドレスタイヤを使用してみて今まで持っていたイメージが見事に覆りました。
〈2回目の評価〉
安全・快適に冬道走行ができました。
装着してから4か月経過しました。トレッドのゴムの柔らかさが装着時と変わらず安心感が持てる状態を維持し続けています。装着してから月日、距離を重ねるにつれて柔らかさ自体に変化がありませんでしたが、今シーズンは例年に比べて雪が少ないせいもあるのかもしれませんが駆動前輪のタイヤの減り具合が後輪と比べ明らかに摩耗が進むのが早いかな?(後輪はほとんど新品時と変わらない位)という印象を持ちました。ですが私のような使い方でも3シーズンは軽く使用できると思います。
1回目のインプレッションから2月中ごろまで雪が少なく積もってもすぐとけるという繰り返しの中、朝晩はとけた雪解け水が凍りブラックアイスバーンになることも時々ありましたが不安なく走行できました。しかし、2月中旬になり今まで降らなかった雪が一気に積もり、雪道走行もやっと体験できました。雪道・深雪・圧雪・アイスバーンの走行もこなしましたが全く不安なく雪道走行をこなし、圧雪・アイスバーンでどんなタイヤでも滑るのは当然のような道路の時、今回のタイヤで同じような条件で走行した際も多少は滑りますが、今までとなんら変わらない挙動でしたし、夜間・早朝の鏡のように磨きがかかったブラックアイスバーン・ミラーバーンでも制動時も走行速度さえ注意すれば全く不安なく走行及び停止することができ、まったく問題ありませんでした。総じて安心して冬道走行をする事ができました事に感謝しています。1回目でも言いましたが、今まで自分の持っていたイメージが見事に覆りました。次回は夏タイヤの性能も非常に興味があるので体験してみたいです。
総合評価
やっと雪道走れました
2,000キロ乾燥路を走りましたが、ハンドルは軽く、乗り心地も良く、ゴム質も柔らかいです。コーナーもスタッドレスの曲がり方ですね。極端に腰砕けになる事も無く普通に走れます。雨の日でも排水性に問題無く不満は無いです。
山間部の温泉地で雪道走行して来ましたが、全く問題無く走れて驚きました。山間部ですので、日陰の凍結や、圧雪雪道なども走行しましたが普通に走れてしまいます。50キロペースでも横に持って行かれる事も無く、下り坂で強めにブレーキを踏んだ際も、滑り出しすぐにタイヤがグググと路面にグリップして止まる感じです。雪道はもう何も問題無く走れます。今まで履いていたスタッドレスとは比べ物にならない性能に感心しました。今日の山間部走行で安心して走れるタイヤだと思いました。
〈2回目の評価〉
今年(2019年)は本当に雪が降らない年でした。一番試して見たかった通勤路で雪道走行出来なく残念でした。前回のレポート通り、山岳ルートでの雪道凍結路は普通に走れるタイヤであると思います。乾燥路面は普通で雨天時も問題無く運転出来てました。お勧め出来るスタッドレスタイヤだと思います。
総合評価
以前の有名メーカーと遜色なし
以前使っていた国産有名メーカーのタイヤと比べても特別不満に感じることはありませんでした。ただ、ドライの状態の時の音が前に装着していたものと少し違うことがわかりました。うるさいというわけではなく、何か違うという程度で気になるほどではありませんでした。ブレーキ性能や静粛性についても今のところ満足です。前のタイヤより何が優れているというのは具体的にはよくわかりませんでしたが、それと同様に欠点も見当たらず、満足いくタイヤと言えます。
〈2回目の評価〉
不都合は何もありませんでした
今年の雪はわずかに降っただけで、雪上の本当の効果ははっきりしませんでした。ただ、降った時に外で走らせてブレーキ性能やスリップ具合を確かめてみましたが、異常はなく、わずかな雪の状態では不満はありませんでした。ドライ時の静粛性は以前使っていた有名メーカーとの違いを感じることもなく、不都合をまったく感じませんでした。乗り心地についても不満はなく、前のものとの違いも感じませんでした。デザインも特に不満はありません。全体のオススメ度としては5点で、他の人たちにも十分オススメできます。女房にも変わって運転してもらいましたが、以前のタイヤと比べても「何も変化はわからないよ。」とのことでした。ですから全体として十分に満足できる商品だと言えます。もっと積雪がある年なら違いが出たのかもしれませんが・・・。
総合評価
いい意味で裏切られました!
海外タイヤには以前から興味があったものの、いまひとつ選択肢から外れていました。もし購入することがあっても、いきなりスタッドレスからではなく、まずはサマータイヤで見極めてから、という考えがありました。正直海外タイヤ=怖いという、先入観があったのは否めませんし、大丈夫だろうかと心配の念もありました。何よりガソリンスタンドやカーショップではサマータイヤでは見るものの、スタッドレスは見たことがないというのも不安の大きな一因でした。
近所のガソリンスタンドに送っていただき、まずはご対面。デザインは好みが分かれるかもしれませんが、北欧系のかわいらしいデザインでした。ファミリー向けやミニバンにいいかもしれません。
装着後、すぐに凍結路面や雪上路面に出くわすこともなく、ドライ路面や雨によるウェット路面を体験することができました。まず思ったのは、静かで固すぎず柔らかすぎず、路面から適度な応答があること。ウェット面でもしっかりと路面をとらえるし、制動力にしても申し分ないです。
さて肝心の氷上&雪上性能ですが、結論から言ってしまえば国産ブランドのものと比べても全く遜色ないどころかベターなくらいです。しっかりとグリップするし、滑り出しても回復が早い。FF車なので冬はある程度の遊びをもって(滑らせながら)走らせたり、ややカウンターをあててコーナーをクリアしていくこともよくありますが、安定した挙動をもって応えてくれています。同じ年式の同じ車種で、今季から他社スタッドレスを履き始めた友人と走り比べてみました。他社製品では凍結面でふわっと浮いているような接地の不安を感じましたが、このタイヤでは全く感じませんでした。友人も同じ印象を持ったそうです。さすがにFF車ということもあり、交差点などからのストップ&ゴーにおいては若干頼りなさを覚えるものの、このくらいかなと予見できる範囲なので特別問題視することはありません。
様々な国産スタッドレスを体験してきましたが、Wi61は某国産スタッドレスの次におすすめできるタイヤです。某国産スタッドレスは耐摩耗性にも優れ性能は最早言うまでもなく最高のタイヤでしたが、その半値ほどとなればコストパフォーマンスはあきらかにクムホさんのものが優れていると思います。
〈2回目の評価〉
新型コロナの影響で
1回目の評価時とさほど印象は変わりません。シャーベット状の路面がやや固まった状態の路面を走る機会がありました。この時には挙動にいままで感じたことのない浮遊感のような、タイヤが路面をとらえていないような不安がありました。あえてあげるなら、このタイヤのウイークポイントとなる路面状態だったのかもしれません。
ですが他のタイヤだったらしっかりと路面をとらえることができていたかと問われると、疑問が残ります。実際その日は、何台も車が路肩に落ちたり衝突事故を起こしていたようです。その他の路面状態では、しっかりとグリップが付いてきてくれましたし、凍結路面でのコーナリングにもさほど不安を覚えたことはありません。あとは、耐久性でしょうか。耐摩耗性はいまのところ十分にあるように思います。今シーズンが終わり来シーズンに履いた際、今シーズン並みのグリップ能力があるのか。周りには、多くの海外製タイヤは1シーズン目こそいいものの、2シーズン目ともなると、かなりグリップ力が落ち、1シーズンで買い替えたという方が多いです。できればこのレポートも1シーズン目だけでなく、最低でも2シーズン書くことが好ましいように思います。私個人としては、3シーズンもってくれるとお得感が出てきますが、2シーズンで終わりだと費用対効果としては薄いように思います。タイヤ自体の価格に、脱着料金やバランス、バルブ交換料などが加味されるためです。現時点では、このタイヤを総体的に非常にいいものだと思っています。
総合評価
元自動車整備士目線で
昨年まで、ディーラー整備士をしていたので、タイヤの組み換え・バランスを全て自分で行いましたが、輸入タイヤにありがちな成形時のバリもなく、組み込みもビートが国産並みに強度があり、作業しやすかったです。一番重要なバランスですが、国産に比べると若干ですがウエイトを多く貼り付けた気がするぐらいで、バランスが取りにくいなどはありませんでした。
まず乾燥路面ですが、ロードノイズの少なさに驚かされました。ノーマルタイヤは純正装着の国産タイヤを履いているのですが、換えたことに気づかないくらい静かで、時速80キロを超えた辺りからスタッドレスタイヤ特有のゴー音が聞こえてきますが、「国産スタッドレスより静かじゃないか?」と感じました。高速のレーンチェンジもノーマルタイヤと変わらず不安はありませんでした。
続いて氷上性能ですが、発進時・制動時は国産と遜色ないですが、カーブ時は横滑りしやすく、カーブ手前で今まで以上に減速しないといけないなと感じました。
〈2回目の評価〉
今年は暖冬のため積雪が少なかったのですが、2月上旬(2020年)に20センチほど積もった日のインプレッションです。新雪の上では車がとてもコントロールしやすく、登り坂でもグイグイ進んでいき、坂道発進でも不安なく発進ができました。日中のシャーベット状態でも車が流れる感じなどなく、安定した走りができていました。
ドライ路面では装着後2,000キロ走行したあたりから、ロードノイズが少し大きくなってきたように感じました。タイヤローテーションを行ったところ改善されたので、タイヤが磨耗してくるとロードノイズが大きくなる傾向がありそうです。5ヶ月間、クムホのスタッドレスを履かせていただき、タイヤの作りも国産と遜色なく、氷上、雪上、ドライ路面、ウェット路面いずれのシーンも安心して走行でき、国産スタッドレスタイヤと肩を並べるレベルまで来ていると感じました。
アジア製ノーマルタイヤは主流になっていますが、アジア製スタッドレスタイヤも主流になっていくんじゃないかと感じました。
総合評価
積雪が全く無い状況での評価
私の住んでいる地域は、年に数日雪が積もるかどうかの地域です。今季は暖冬ということもあり、一度も雪の降らない日が続いております。雪道を走るのを楽しみにしていただけに正直残念な状況です。
ドライ性能ですが、以前のスタッドレスタイヤによくありましたフワフワとした感じはほとんど無く、ハンドルへのインフォメーションがしっかり伝わります。年末年始に高速道路を350kmほど走行しましたが、特に不安感はありませんでした。ロードノイズについても、サマータイヤと遜色無いように思います。わずかに気になる点としては、マンホールなどの段差を乗り上げた際の突き上げが国産スタッドレスタイヤより大きいように感じます。今後空気圧の調整等で変化するかどうか試してみようと思います。
ウェット性能も、特に不満のある感じはありません。2月には雪国への旅行を予定しておりますので、雪上でのインプレができることを心待ちにしています。
〈2回目の評価〉
一度だけ雪道を走行しました
今年は暖冬の為、通勤や買い物における外出時に雪道を走ることはありませんでした。2月中旬に一度だけ会津地方に家族で出かけた際に雪道を走りましたので、その際の感想になります。
例年ほどの低温にはならず、雪道と言ってもほとんど凍結していない状況で走行しました。雪上における走行においては、国産スタッドレスタイヤと遜色無いように思います。氷上については、何度か強めにブレーキを踏みましたが、ほぼスリップすることがないので、雪道と意識して走行する限りでは、全く問題無いように感じました。途中、地元ナンバーの軽トラックと一緒に走行する機会がありましたが、同じペースで走ることが出来たので十分な性能かと思います。
なお、前回ドライ走行時の突き上げについて報告しましたが、空気圧を変えてもあまり変化がありませんでした。これだよこれって思いながら走っていると、いつのまにか気にならない程度に。1シーズン履いて、唯一気になる点でした。
今回初めてKUMHOタイヤを使用しましたが、私のような年に数回しか雪道を走らない地域においては、価格も含めてピッタリのタイヤかと思います。
運転歴:20年以上
R:215/50 R17
総合評価
ドライとアイス性能が高くバランスされている
評価を出来るだけ正確にする為に、先に元々使用していたスタッドレスでアイスバーン含め一通り走行してから履き替えました。走り始めて最初に驚いたのはタイヤの剛性感の高さです。元々使用していたスタッドレス含め氷上でも使える所謂アジアンスタッドレスタイヤはグニャグニャした走行フィールである事が多く、特にドライ路面では気持ち悪い操作感となる事が多いのですが、このタイヤはまるで夏タイヤか?と思う程、何の違和感もなく走行出来ます。元々履いていたサイズが16インチに対して17インチになっている為そのせいもあるかもしれませんが、それを差し引いてもスタッドレスタイヤとしてのドライでのフィーリングはとても良いと感じました。これ程ドライでの感触が良いとアイスバーンではどうなんだろうと思いましたが、これがまあ普通に効きます。元々使用していたスタッドレスと比較して特に差異は感じられません。今シーズンは雪がとても少ない事から、かえってアイスバーンになる事が多いのですが、不安なく使用できます。スキー場に行く際の峠道でも縦、横、斜め、安定した効きを感じる事ができました。圧雪路面については、正直どこのタイヤを履いても差を感じるのは難しいと思います。なので、こちらも問題ありませんでした。静粛性については、煩いとも静かとも感じませんが、水たまりなどの水膜の厚い所を通過した時に少しハウリングの様な音がします。それでも特別どうこう言う程でも無いと思います。全体としてタイヤの剛性がありドライでもスッキリとしたフィーリングが得られる事から違和感なく運転する事ができ、かつアイスバーンでも問題なく使用できる不満の無いタイヤと感じています。
〈2回目の評価〉
あらゆる状況で信頼できるタイヤ
今シーズンは全国的に雪不足となり北海道も同様でしたが、2月に入りそれなりの積雪となりました。圧雪路面で不満を感じるようなタイヤはほぼ無いと思います。クムホスタッドレスも当然問題なくよく効きます。3月に入り気温の上昇も早く雪解けが進んでおり、アスファルトの出た路面を走る機会が多くなっていますが、驚いたのは装着から約4000km走行した現在もスタッドレスタイヤのトレッド面に施してあるリブレット加工の溝がリアタイヤはおろかフロントタイヤもまだ消えていないんです。これほど耐摩耗性が高いのにアイスバーンでも問題なく使えるのは素晴らしいと思います。前回も書いたようにドライでの剛性感の高さもある為、雪国だけでなくあまり雪が降らない地域のユーザーにもオススメできると思います。雪解けが進み、ウェット路面を走行する機会も多いのですが、3本太めのストレートグルーブが入っているおかげで耐ハイドロプレーニング性能も高いように思います。とても気に入ったので来シーズンも継続して使用させていただきます。