総合評価
4.2総合評価
国内外有名メーカー製タイヤに勝るとも劣らない性能の高さ
初めてのKUMHO。
最初に感じたのが『しなやかさ』です。柔・剛のバランスが素晴らしく、とても気持ちの良いドライビングが可能です。
正直なところ、国内外の有名メーカー製のミドルラインの物より高レベルだと感じました。
■制動性
タイヤ全体の剛性の高さと材質の柔軟性とが相まって高い制動力を発揮します。
■ハンドリング
ロードインフォメーションが適度に伝わり、通常走行のみならず、気持ちの良いペースで走る際もとても良い感触だと感じました。ただし急激なステアリング切り返しを試してみたところ、入力が一瞬遅れる感じがしました。
■高速安定性
剛性の高さゆえの安心感があり、快適な走行ができます。
■ウェット性能
特徴の一つである太いグルーブ(排水溝)のおかげで雨天時の一般道・高速道でも一切の不安はありません。
■乗り心地
とてもしなやかな乗り心地です。
■静粛性
静かな方だと思います。
■デザイン
スポーティーなグラフィックで好印象ですが、リムガードの高さがもう少しあれば、見た目の良さと併せて高性能をアピールできるのではないでしょうか。
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余談ですが、今回プロショップにてタイヤ組み換えをしていただいた際、技術者の方がPS71の真円度の高さとバランス取りの良さに驚いておりました。
〈2回目の評価〉
継続使用で改めて感じた価格に対する性能の高さ
第1回評価レポート後、約3,000km走行時の経過報告です。
摩耗による性能低下はあるものの、新品時の性能を概ね満足していると感じております。PS71と同価格帯の他社製品と比べ、初期性能が比較的長く持続するように感じます。
その上で、性能低下について強いて挙げるとするならばタイヤノイズが少々大きくなったように感じたことです。
ただ元々が静粛性良好なタイヤですので気になるほどではありません。
その他については、特筆すべき性能低下は今のところ感じておりません。
総評として、価格以上の品質と性能を有する、非常にコストパフォーマンスの優れたタイヤであると思いました。
コスパの優れたタイヤを求めている方は勿論のこと、海外メーカー製のタイヤに抵抗があるという方も是非一度使用してみては如何でしょうか。
総合評価
優れたタイヤバランス
PS71に履き替えて実感している事、乗り心地の良さ、走行音の静かさ、そしてとても優れたウェット走行です。
このタイヤの前に履いていたタイヤも同じカテゴリーの国産タイヤでしたが、走行中の音や段差・デコボコでの嫌なゴツゴツ感が気になっていました。しかし、PS71に履き替えたところタイヤが上手くいなしてくれてマイルドな乗り心地へ変化した事を直ぐに実感できました。
以前は市街地で走行中に発生するゴーというタイヤの音が耳障りでしたが、PS71では音も気にならずとても快適に走れます。
高速道路、ワインディングでは市街地での印象とは一味違いスポーティーさを感じさせてくれます。
高速道路では安定した直進性、レーンチェンジ時のスムーズな反応、安定感がありとても走りやすく乗りやすいです。タイヤ剛性の良さからかアクセルを踏んだ時にたわむ感じもなく気持ちよく転がる感覚をダイレクトに感じられとても気持ち良く走れます。
ワインディングではステアリング応答も良く、コーナーもスムーズに曲がりますし、グリップ力もしっかりしており安定したストレスのない快適な走りが楽しめてます。
ウェット走行は「地面にピタッと張り付くような感じ」で、この安定性には驚きました。おかげで雨の中の運転がとても楽で安心して走れます。
市街地ではとてもマイルドな乗り心地と静かさでストレスを感じる事なく運転でき、高速道路やワインディングロードのスポーティーな場面では安心安全に楽しく運転でき、そしてウェット走行もとても安心して走れる「優れたバランス」を持っているタイヤだと思います。
〈2回目の評価〉
前回リポート時に感じた市街地でのマイルドな乗り心地は依然変わらずストレスのないとても良い乗り心地です。
市街地においての走行音はタイヤが少し馴染んできたのか、更に落ち着いた感じでとても静かで快適、そして乗り心地もよし、ともに前回より落ち着いた感じがあり快適です。
高速道路の長距離移動でも、とても安定感がありフラつく事もなく安心して運転する事ができます。走行音も静かだと思います。雨の中の走行(結構ひどい時もあり)もありましたがドライ時と変わらず安定したグリップ力でとても安心して走れました。
今回峠道を走る機会があったのですが期待していた以上のグリップ性能・安定性で嬉しくなりました。
雨の日に走る事が多かったのですが、ウェット性能は今まで履いてきた中でも1番ではないかと思います。雨の中の安定感、素晴らしいと思います。
今回2度目のリポートですが、このタイヤに対する感想は改めて「全体バランスが良く取れているとても優秀なタイヤ」だと感心しています。
PS71、おすすめの一本です!
総合評価
初めてのクムホタイヤ、大満足です。
これまで国産ブランド、欧州ブランドのプレミアム、スポーツ系をタイヤを履く機会はありましたが、「クムホ」のタイヤは初めての体験です。今回は履き替え後の2か月、約600キロの慣らし運転、かつ現在の車の新車装着タイヤ(国産ブランド)との比較が中心になります。走行シチュエーションは、市街地、峠道、高速道路をドライ・ウェットを走ることが出来ました。
タイヤのインプレッションの前に車の紹介を簡単に。私の車は「スバル エクシーガ クロスオーバー7」という車で、7人乗りですが、所謂「ミニバン」とは異なるGTの要素を持った車です。その車に、クムホのスポーツ系ブランドであるエクスタ(ECSTA)がどの様にマッチするのかを試したくモニターにエントリーしました。
【制動性】
慣らし運転期間ということもあり急制動を試す機会はありませんでしたが、日常域で不満、不安を抱くことは一切ありませんでした。特筆すべきはウェット路面での制動力ですが、後ほど【ウェット性能】の項目で感想を記します。
【ハンドリング】
ハンドル操作や荷重移動に対して素直に反応し、意のままに操る快感が味わえる上、絶対的なドライグリップも純正タイヤをはるかに上回るものでした。
【高速安定性】
私がタイヤに求めるポイントの重要項目の一つですが、主に関越道を制限速度+αで走ってみたところ、直進安定性が高いタイヤだと実感できました。路面のうねりや凸凹にハンドルを取られることも少なく進路を乱されません。高速道路での長距離移動がとても楽しくなりました。
【ウェット性能】
ウェット性能の高さはこのタイヤの一番の特長といっても差支えないと思います。土砂降りの峠道では、ブレーキング、ハンドリングに不安を感じることは一切なく何事もなかったように走り抜けます。また高速道路でも高速安定性に一切の不安はなくスピードを保つことができます。その反面、ウェット時の静粛性はあまり高くないとも感じましたが、その音がタイヤが路面の水を排水していく音だと理解した途端に、安心できる音に変わりました。
【乗心地】
空気圧の変化を少し試しました。純正タイヤの負荷能力をエクスタで維持するためには、空気圧を前輪250kPa・後輪240kPaぐらいに調整する必要があります。履き始めから50kmまでは敢えて前後マイナス10kPaに設定しましたが乗り心地は極めてマイルドでした。以降は適正値に戻しましたが市街地、高速道路ともにマイルド過ぎない適度な乗り心地で同乗者からも合格点が出ました。
【静粛性】
この項目については、所謂「コンフォート系」タイヤではないのであまり期待はしていませんでしたが、純正タイヤより悪化することはなく満足しています。国産コンフォートタイヤ程度の静粛性を期待すると不満に思うかもしれませんね。
【デザイン】
トレッド面、サイドウォールのデザインもスポーツ系タイヤらしいさりげないアクセントがあり大変満足しています。
【オススメ度】
これまでクムホタイヤを「アジアンタイヤ」という括りで見てしまっていましたが、世間がもつ「アジアンタイヤ」のイメージとは異なることがこの期間でも伝わりました。まだ600キロ程度の感想なので、これからもっとこのタイヤを使い込み、まだクムホタイヤを知らないユーザーにクムホタイヤの真価を伝えたいです。
〈2回目の評価〉
「クムホタイヤ」の良さをもっと広く知ってほしい
1回目の評価から約500キロを走行しての再評価です。走行シチュエーションは、前回同様に市街地、峠道、高速道路のドライ・ウェットになります
【制動性】
この期間も急制動を試す機会はありませんでしたが、日常の低速域、高速道路等の高速域において不安を抱くことは一切ありませんでした。通常の使用条件では不都合はありません。
【ハンドリング】
1回目の評価から印象が変わることなく、ハンドル操作や荷重移動に対して素直に反応、意のままに操る快感が味わえ、自然体でハンドルを握ることができます。
【高速安定性】
この期間の走行の大半が高速道路でした。とくに山間部を走る高速道路では、直進安定性だけでなく路面のアップダウンに対する追従性もしっかりしており、家族を乗せていても安心して長距離移動が出来ます。
【ウェット性能】
相変わらずこのタイヤの一番の特長だと感じました。市街地や高速道路を走行中にゲリラ豪雨に遭遇しましたが、特に高速道路ではしっかりとタイヤが排水しておりハイドロプレーニングの予兆もなく一定の巡航速度を維持できました。この点は車とのマッチングも影響すると思いますが、スバルのAWDとの相性は抜群です。
【乗心地】
空気圧は引き続き前輪250kPa・後輪240kPaに調整しています。夏場ということもあり走行中に内圧が上がった可能性がありますが、市街地、高速道路ともに程度な硬さの乗り心地です。
【静粛性】
履き替えから1,000キロを超え、このタイヤにも慣れたこともあり履き替え当初ほど静粛性は気になりません。むしろタイヤが馴染み静粛性が増したように感じます。
【デザイン】
デザイン面は満足していますが、長距離を走行するとサイドウォールの汚れが気になります。ブレーキパッドは変更していないのでこのタイヤ特有のものかは不明ですが。
【オススメ度】
今回のモニターを通じて、1回目の評価では「クムホタイヤ」が世間がもつ「アジアンタイヤ」のイメージとは異なることが理解でき、2回目の評価を経て「クムホタイヤ」についてより理解が深まったと思います。私の車はもちろん、家族の車もタイヤ履き替え時は「クムホタイヤ」を選択すること間違いなし!
総合評価
BMW指定ランフラットからの脱却
純正指定のMAX空気圧は、タイヤのロードインデックスのMAX値以上の指定(F:LI89=2.6、R:LI91=3.1)だったので、MAXに近いと思われる空気圧(F:LI93XL=2.6、R:LI94XL=2.9)で装着。装着後乗り出してすぐの印象は、乗心地が柔らかめ。
翌日、家族全員で出かける用があり、4人乗車で高速道路を走ったが、上下にフワンフワン(特にリヤが)した。梅雨入りしたので途中雨に降られたが、雨天走行での安心感は前の純正指定タイヤより高かった。
100kmほど走り終えタイヤの慣らしも済んだところで、空気圧をMIN値(F:2.5、R:2.6)に変更してみる。
2人乗車で近郊をドライブしてみて、乗心地はかなり柔らかい感じはしたが、直進安定性は問題なし。ただ、タイヤがたわんでいるのか、切り返しでワンテンポ感覚的なずれがある。
MIN・MAX空気圧の感じと、タイヤトレッド面の当たり具合から、空気圧をF:2.6、R:2.7に変更し、2人乗車で高速道路経由で山間部へドライブに行ってみた。
直進安定性・ハンドリングともほぼ良い感じ。乗心地も許容範囲で、ほんの少し柔らかめと感じるが、ランフラットタイヤに合わせた純正サスペンション側の問題と思う。前の純正指定タイヤでは高架カーブの継ぎ目でアウト側へ少し滑っていたが、そんな問題も解消され、グリップは満足できるレベルだった。
純正のランフラットタイヤから、エクストラロード規格のタイヤに変えるにあたって、空気圧設定に少し悩まされたが、それさえ決まってしまえば総じて良いタイヤだと思う。
〈2回目の評価〉
グッドバランス コンフォートスポーツタイヤ
タイヤの空気圧は、装着後1か月間の試行錯誤で、F:2.6、R:2.7が適正と判断。梅雨や台風の影響もあり、ドライブのほか、片道10km強の通勤にも使用した。
ハンドリングや制動性、直進安定性については、1回目のレポート時よりタイヤがなじんできたのか、普通に走っている分には満足するレベル。
空気圧が決まったので、高速道路で上下にうねることもなくなり、乗心地について家族からの不評もなくなった。
静粛性については、以前乗っていた車でD社の吸音スポンジのタイヤを履いていたことがあったのだが、それに匹敵するレベルで静かと感じる。
特に今回、雨天走行で豪雨による水たまりや、高架カーブの繋ぎ目を通過したりもしたが、ハイドロプレーニングの兆候や横滑りすることもなく、ウェット性能は特筆すべきものがあった。
装着前のタイヤを観察した際、今まで触ったことのあるどのタイヤよりサイドウォールが柔らかめだった。
結果と照らし合わせると、適正な空気圧にすれば、ホイールのキャンバー角に対し、サイドウォールが程よくたわむことでトレッド接地面がキープされ、各性能面で良い影響をしているのだと推察される。
耐久性はこのまま使い続けてみないとわからないが、全体的にはバランスの取れた良いタイヤだと思う。
総合評価
装着後560km走行した感想
直近まで装着していたタイヤが全天候型タイヤであったことからか、とても変化を感じることができた。装着後の帰り道で20km程走らせた際にまず感じたのは①ロードノイズが非常に静かであった事、②乗り心地が格段に良くなったことでした。車内がものすごく静かになり、段差での突き上げもマイルドになっていて振動をしっかりと吸収できている印象を受けました。
100kmほど走行して皮むきが終了した際に、一週間雨が続く日があったので、ハンドリング、ウェット性能を意識しながら乗った感想は、ドライでもウェットでもグリップがしっかりしていてマンホールなどの濡れた金属を踏んだ際にも後輪が滑る感じも皆無でとても安心して乗ることができた。ウェット路面での下り坂でのブレーキングでも振動もなくスムーズな減速が出来ていてとても良い印象を受けました。
今までは、俗にいうアジアンタイヤは安いだけという偏見を勝手に持っていましたが、たった200km乗っただけでその偏見はゼロになりました。まず街乗り、ワインディングでは全く問題がないので正直これだけの性能でこのコストパフォーマンスであれば他者に自信をもってオススメできます。
モニター期間が短いので耐久性や摩耗速度等のインプレッションは書けませんが、期待できると思います。
欧州車の純正装着タイヤに選ばれるのも納得です。
〈2回目の評価〉
トータル1500km走行した感想
コロナ渦における緊急事態宣言等で長距離走行する機会がなかなかありませんでしたが、1500km、3か月走行した感想です。
前回と重なる感想が多いのですが、トータルバランスに優れていて価格面でのメリットも非常に優れていると思います。
ドライ路面ではもちろん、ウェット路面でもしっかりと路面に食いついていて安心感がとてもあります。ロードノイズも少なく車内の快適性もグッドです。
高速道路での速度域もものすごく安定していて、路面の凹凸も衝撃をマイルドに吸収して乗り心地もよく同乗者にも好評です。
有名メーカーにも引けを取らない性能、コストパフォーマンスを武器に今後販売店が増えてもらえるとありがたいです。スタッドレスタイヤにも興味が出てきたので次回購入の際の候補にさせて頂きます。
総合評価
路面の変化で変わらないハンドリングがいいですね!
タイヤを取り付けて1400kmほど走りました。総合的に国産タイヤの標準モデル同等かそれ以上の良いタイヤです。
とても素直なハンドリングが印象的で直線からカーブに入った時のグリップ変化が極めて少なく、安定してコーナーを曲がっていけます。あと、ドライ時とウェット時のグリップ変化が少ないので雨の日でも安心してドライブ出来ますね。
ウェットグリップがとても優秀だと感じました。水たまりに進入した時の安定性は国産タイヤ以上で、急にグリップが低下することもありませんでした。高速道路のレーンチェンジやカーブでも安定できますね。低速域でも高速域でも狙ったラインをトレース出来るタイヤです。静粛性も高く気になることはありません。サーキットなど限界走行でのグリップは高くありませんので飛ばす方には向きません。ブレーキ性能も悪くはないですがタイヤのパターンを見ると横溝が少ないので雨の日の急制動が少し不安ですね。一つ気になることがありました、舗装道路で排水の縦溝が何本も掘ってある道路を毎日通勤で通っているんですが天候に関係なくフラフラして不安定です。これはタイヤパターンの太い縦溝が多く、横溝が少ないのが原因?なんですかね。でも一般道路から高速道路まで制限速度内で走るなら本当にオススメなタイヤです。次もクムホタイヤが第一候補ですね。
〈2回目の評価〉
更に安定性向上
約3ヶ月前の装着から5500km走行しました。ウェット性能は新品時から、ほとんど変化なく相変わらず最高です!ドライグリップはハイグリップ程ではないですが、いいレベルですね。やはりドライ時とウェット時の変化が少ないのが一番驚いたことですね!本当に好感が持てるタイヤです。
静粛性も高くコストパフォーマンス最高です。摩耗状態もキレイです。このまま使っていくと2~3万キロは良い状態で使えそうです。
乗り心地も空気圧2.5ですが可もなく不可もなくという感じです。高速道路のドライ路面では空気圧2.5位が安定しているかもしれません。何はともあれPS71はいいタイヤです!下手な国産タイヤより断然いいです!次もクムホタイヤ決定です!良いタイヤに出会えました、ありがとうございました。
総合評価
静かで乗り心地がいい
最初の印象はタイヤがしなやかで静粛性が高いと感じました。今まで装着していたタイヤは、スポーツ系のタイヤということもあるのかもしれませんが、走行時の乗り心地が固く感じることがあったり、道路の舗装が荒れているところではロードノイズが酷かったことがありました。
高速道路を200キロ程走行しましたが、今までのタイヤと比べるとふらつくことも多少ありましたが、安定性が悪いということもなく、とても安心して走行できました。同乗者にタイヤ交換したけど何か変わった感じするかと聞いたところ、静かになったと言っていたので静粛性については同乗者も気づくほど変わったのだと思います。ウェット性能は今までのタイヤと変わりはなかったと思いました。
〈2回目の評価〉
コンフォート系のタイヤ
前回の1次インプレッションから2か月程経ち、改めてタイヤについて思うのは静かで乗り心地が良いということです。乗り心地が柔らかく、しなやかでとても静かなタイヤでした。高速走行では安定性等で頼りない部分もあるかと思うが、決して不安になるようなこともなく走行できたと感じた。コロナの影響で遠くに出かけることはできなかったが、長距離走行では疲労が少ないのではないかと思った。素晴らしいタイヤでありとても好印象でした。今後もタイヤの選択する上では積極的に選びたいと思うし、家族や友人にも勧めたいと思った。ただ、クムホタイヤを販売している店が地方には少ないので、今後多くの店で取り扱いがあると良いと思う。
総合評価
装着後すぐに、しっかりとした剛性感を感じられました
ECSTA PS71を装着する前は、他社のスポーティ・コンフォートに分類されるタイヤを装着していましたが、タイヤの剛性感があまり感じられず、初期の操舵応答性に不満を感じていました。
ECSTA PS71 に交換してまず初めに感じたのは、しっかりした剛性感がある乗り味だということです。
ステアリングはやや重くなった様に感じ、センター付近での落ち着きも良好で直進安定性が高く、そこからほんの少し切った時も、シャープというわけではありませんがしっかりと反応してくれます。今自分がどれくらいステアリングを切っているのか分かりやすく、路面からの情報量も増えたと感じました。
交換前と比べると車の上下への動きは速く、大きく荒れた路面では少し硬さを感じますが、スポーティなタイヤを履き慣れた方であれば全く問題ないレベルでしょうし、もっと重量のある車であればあまり気にならないかもしれません。しかし単に硬くスポーティなタイヤというわけではなく、マンホールを通過した時や舗装が古くなり表面がザラザラと荒れた路面など、小さな路面変化に対してはしなやかで、トレッド面で上手く吸収してくれている感覚があります。
ブルブルとした微振動が少なくスッキリしており、総合的に乗り心地は良好です。
ロードノイズは以前装着していたタイヤより静かに感じられました。私の車はマフラー交換をしているのですが、排気音がよく聞こえるようになりました。まだあまり長距離は乗れていませんが、現時点では全方位に満足といった印象です。
〈2回目の評価〉
トータルバランスに優れ、コストパフォーマンスは抜群
今年の梅雨は災害級の大雨にも見舞われましたが、タイヤに関して不安を感じるシーンはありませんでした。ウェット路面でもステアフィールはしっかりしていて、路面状況をしっかり伝えて来てくれます。
この、ECSTA PS71の印象をまとめると、ほど良いスポーティな性格をベースにしながら、快適性やウェット性能も犠牲にしない、トータルバランスに優れたタイヤだということです。まさにヨーロピアンスポーツタイヤという言葉がしっくりきます。
恐らく欧州車との相性は良いでしょうし、86/BRZにおいても、「純正タイヤより少しグリップ方向に振りたい。だけど快適性は犠牲にしたくない。」という方にはぴったりだと思います。それでいて比較的安価で購入できるのでコストパフォーマンスは抜群です。
総合評価
コストパフォーマンスがいい
純正タイヤは国産スポーツタイヤですが、グリップしない、距離を走り減ってくるとバタバタ感が強く残念な印象でした。クムホタイヤは以前履いた経験があり好印象ですが、営業車の30系プリウスにエクスタ LE Sportを履いていたときは、ともかくタイヤが重く、減ってくるとバタバタがいなめない印象でした。
今回のPS71ですがエクスタ LE Sportの時に感じたタイヤの重さも改善されており期待して装着しました。
【デザイン】
トレッドデザイン、なかなかスポーティーです。
【ハンドリング】
高速道路でのレーンチェンジもスムーズです。田舎の夜道で突然動物が飛び出しを避けた時でも安心して操作できました。
【高速安定性】
新東名の制限速度120キロ区間でも安心して運転できました。
【ウェット性能】
大変素晴らしい。水たまりでもハンドルも取られず山間部の山道で強い雨で道路に川のようになっていても安心して運転できました。
【乗心地】
概ね乗心地はいいのですが段差の突き上げが気になりました。
【静粛性】
音量はそんなに大きくはないのですが、ある一定の速度40キロ辺りからこもった走行音が気になりました。ただ装着車がPHVで100キロ超までモーター走行なのでその影響かもしれません。
〈2回目の評価〉
トータルバランスに優れたタイヤ
タイヤ交換後12,000kmを超えました。
まず一番安心して運転できるのは雨天時、土砂降りの時、水たまりに侵入せざるを得ない時のウェット性能のすばらしさを感じております。一定距離走行後でも変わらぬウェット性能は一番安心できると思います。
トレッド面もきれいに摩耗し乗心地も悪くならず、新品装着時との差異はあまり感じませんでした。
その他性能評価も摩耗が進んでも劣化は感じません。新品装着時、唯一気になった静粛性ですがこれは今後の開発に期待をさせていただきたい点だと考えます。
実売価格をネットで検索しても非常に安価であり、総評としてコストパフォーマンス最高のタイヤだと思います。今後の開発要望としては現在の基本性能をより向上させていただき燃費性能についてもグレードUPを願えたらと思います。
運転歴:20年以上
R:225/45 R18
総合評価
エレガントな印象です
第一印象は、静かです。
ロードノイズが今までより少なくなり、ラジオの音もより小さくなりました。今までは停車するとラジオの音が大きく感じて下げることがありましたが、それがなくなりました。静かなので小さい段差を越えたときのコンコンと鳴る反響音がかえって気になるぐらいです。
乗り心地はやや柔らかい印象です。やや硬めな乗り心地が好きですが、悪い印象ではありません。
ハンドリングは穏やかです。スポーツタイヤとのことですが、シャープではありません。しかし、決して反応が遅いわけではなく、ハンドルを切っただけ車が動く感じです。高速走行でも安定しています。直進性はよく、レーチェンジでもスムースに反応してくれます。
雨の時期ですが、水が浮いているようなコンディションの高速走行も安定しており、心配な感じはありません。急ブレーキを掛けるような場面に遭遇していませんが、普段の制動性は問題ないと思います。
全体の印象としてはエレガントです。反応のよいスポーツタイヤというよりも、性能バランスのとれたプレミアムコンフォートタイヤです。この性能が長く続くことを期待しています。
〈2回目の評価〉
十分な基本性能です
最初に感じた静かな印象は変わりません。乗り心地はよく、快適に走れます。
ハンドリングは柔らかで、スポーツタイヤとしては反応は遅めです。常にややアンダーステア気味ですが、スピードを上げて入る高速インターチェンジのカーブでも崩れることはなく、粘り腰で安定感があります。
梅雨の時期を走りましたが、水が浮いているような状況の高速走行でも操作感は伝わり不安はありませんでした。
先日、比較的高速で走行中に動物の飛び出しに急ブレーキをかける場面がありました。はねるかなと思いましたが、寸前でよけることができました。アンチロックブレーキの作動もありましたが、車体の姿勢は安定しており、後続車を確認できるぐらいの余裕があり、恐い思いをすることなく減速できました。
思わぬところで制動性の良さを確認することができました。
総合性能の高いタイヤと感じています。スポーツタイヤのカテゴリーにあるタイヤのようですが、シャープなハンドリングで硬いスポーツ系というよりも、穏やかで乗り心地のよいプレミアム系のタイヤと感じています。操作性よりも、快適性を求める私には合っています。この性能が長続きすることを期待してます。